クリニックのご案内

『かかりつけ医を持つ安心』を届けたい。

当クリニックは、『まず相談できるホームドクター』がいるクリニックを目指しております。ゆったりと医師に相談できるような環境を整え、患者さんの不安を受け止め、家族のように寄り添いながら、診療をしていくことをモットーにしています。さらにクリニックとして、出来るだけ患者さんへの負担の少ない検査の一つとして超音波検査を中心に、きめ細かなサポートしていく体制を構築しています。

私たちの目指すべき診療とは、患者さんのどのような訴えにも『専門ではないから』とは言わずに、どんなことにも真摯に耳を傾けること。さらに病気だけでなく、患者さん自身の個人的な考え方や社会的背景まで考慮した上で、診療することだと考えています。

あなたのかけがえのない『かかりつけ医』になることができればと願っております。

挨拶

院長挨拶

私が医学の道を志したのは、小学生低学年の時、一般より年の離れた両親のためにも、老化防止、不老不死の研究をしたいという幼い気持ちからでした。ところが大学の最終学年の時に、最愛の母が劇症肝炎で急逝し、医師になるのを断念しようと真剣に考えました。しかし、家族や友人に励まされ、無事卒業し医師免許を取得しました。どんなに医学が発達しても、寿命は覚悟しなければなりません。となると、次に大事なことは何かと考え、「安心」ということに気づきました。それからは「寿命」を縮める病気と日々対峙しながら、寿命を納得し受け入れられるような安心の医療のためのさまざまな医療の仕組み作りの活動に没頭したのですが、迷える子羊になってしまったなあと振り返っています。

この度、息子が加わることになり「しっかりしたかかりつけ医」こそが小さいながらも追い求めていた夢でもある安心の形かもしれないと思い至りました。念願であった医学作家や幸福論思想家のささやかな活動の傍ら、もうしばらく、息子の片腕として医療活動も続けたいと思っています。

院長：寺下謙三

副院長挨拶

私は約１４年の間、総合病院に勤務し、消化器外科・救急医療に携わってきました。『人を助けたい』という素直な想いで医師になり、そして自分に合った医師の姿は消化器外科医であると信じ、診療を行ってまいりました。毎日多忙な日々に追われながらも、自分の磨いた技術で患者さんを治療し、そして感謝していただけることにやりがいを感じていました。しかし、全ての患者さんを救えるわけではなく、もどかしく感じることもありました。

『もっと早く病院に来ていれば』

『少しでも医学知識があれば』

『身近に相談できる医師がいれば』

このような思いが徐々に募っていくと同時に興味がなかったはずの父の行ってきた医学活動の真髄が見えてきました。

人々にとっての医療とはなんだろうか。それは病気になった時に治療をしてくれるもの。では医療に対しての安心とはなんだろうか。それは病気にならないことが最優先、次に病気になったとしても治してくれることではないでしょうか。この治すことには『命が助かる』から『いつもと同じ生活水準に戻る』と幅があります。そして、多くの人は『いつもと同じ生活水準に戻る』ことを期待しています。

つまり、人々が求めている安心した医療は『病気』になる前にも大きく存在しているのではないだろうか。このような考えに行きつきました。

まだ、日本の保険医療には病気になる前に手厚くサポートするシステムはありません。しかし、私は病気になる前から医療が関わることが大切であることは確信しています。

微力ながら、自分の周りの人々だけにでも医療の安心を届けることができればと思い立ち、外科医を卒業し、『かかりつけ医』になることを決意しました。

外科医を卒業と書きましたが、外科医として日常的に超音波を用い、さらにCT・MRI検査も加えた画像診断を行い、そして何よりも自分の眼と手で確かめ、手術を行ってきた経験は皆様へもきっとお役に立つことと信じております。

副院長：寺下勇祐

施設紹介

当クリニックは欧米のホームドクターのようなクリニックを目指しています。そのため、比較的ゆったりと過ごせるような普通の家のような雰囲気になるよう意識しています。そのような空間の中、かかりつけである医師とじっくり話をすることで、健康や医療に対する不安を軽減し、安心した日々を過ごしていただければという思いで診療を行っています。